
経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済制度)への加入手続きを終えました。資料が足りず時間がかかりました…。
経営セーフティ共済とは
経営セーフティ共済は、取引先事業者が倒産した際に、中小企業が連鎖倒産や経営難に陥ることを防ぐための制度です。
中でも重要なのは掛け金が全額経費になるという点です。
小規模企業共済は個人が支払っていましたが、経営セーフティ共済は法人が支払います。運用益などはありません。
解約時には課税されますので、小規模企業共済と同じく退職金として利用するのが良いようです。
詳しいメリット・デメリットはヒロ税理士の動画が参考になると思います。
こちらの書籍にも経営セーフティ共済についての詳しい内容が書いてありました
資料を請求します
加入手続きに従って資料を請求します。ネットでできるのはここまでで、銀行などの窓口に資料を持っていく必要があります。
必要書類を用意します
必要な資料はいくつかあります。私の場合で書いていきます。
まず、登記事項証明書はオンラインで取り寄せました。
次に法人税の確定申告書は顧問税理士さんから発行してもらいました。
最後の「法人税を納付したことを証する「納税証明書(その1)」 提示書類」ですが、これは前年に納税が発生しているかどうかで変わります。
該当する納税がない場合はe-Taxのメール詳細で良いのですが、納税が発生している場合は税務署で納税証明書その1を発行する必要があります。こちらもオンラインでできますが、発行まで数日かかります。
また、口座振替にはネット銀行が使えないので注意が必要です。小規模企業共済もそうでしたが、ネット銀行をメインとして使っている自分としてはやはり辛いですね…。振込手数料…
銀行に資料を持っていく
私は前述した納税証明書の付け忘れがあり、結果的に三度も顔を出すことになりました…。
口座に掛金分の預け入れがあればその場で振り込みができます。若干お得になるので1年分の前納を行いました。年の瀬の駆け込みでしたが、これでとりあえず全額経費になります。
ただ、今回前納していても次回からは月払いになるらしいので、また次回振込時までに1年分を前納しようと思っています。
無事加入できました
資料が揃っていれば大丈夫とは思いますが、何度もいくことになり大変でした…(完全に自己責任)
経費参入については、法人の確定申告の際には「特定の基金に対する負担金等の損金算入に関する明細書」と、「適用額明細書」の添付が必要なので忘れないようにしましょう。
とりあえず満額を目指して

経営セーフティ共済は800万円が上限です。もし毎年満額の240万円を入れるとすると3年とちょっとで満額になります。もし退職金として利用するならば大きな金額ですね。
小規模企業共済と合わせると2000〜3000万円の退職金もありえます。
長い道のりですが満額を目指してていきたいですね…!
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