
つみたてNISAとは?
つみたてNISAとは、少額からの長期・積立・分散投資を行うための非課税制度です。最長20年間、合計800万円の非課税枠があります。なお、この期間は2042年まで延長される予定です。
つみたてNISAはただの非課税の箱なので、どのファンドを入れていくかは個人個人で異なります。私は楽天証券を使用しているので、楽天VTIで積み立てています。
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つみたてNISAの強さ
つみたてNISAに関するこんな記事が出ていました。
2000年からNYダウに3万円積み立てていたら1500万円。ナスダック指数に3万円積み立てていたら2300万円にもなるようです。
とても夢のある内容ですね。
VTIだとどうなるのか?
私の保有しているつみたてNISAのファンドは楽天VTIですので、こちらでも試算して見ます。楽天VTIの本家となるVTIのデータをもとに、約20年間運用後の最終的な資産額を調べてみました。
今回使用したサイトはPortfolio Visualizerです。こちらはデータを入力することで過去の値動きから資産額などを試算してくれます。
様々な分析ができるのですが、今回はざっくりと行います。2002年(設定来)から2020年まで毎年4000ドル(約40万円)を積み立てたものとします。以下を入力しました。
Start Year | 2002 |
EndYear | 2020 |
InitialAmount | $4000 |
Cashflows | Contribute fixed amount $4000 |
Asset1 | VTI 100% |
資産額の推移はこのような形になりました。インフレ率は織り込んでいませんが、30,000ドルを超える結果となりました。

年別のリターン率はこの様になりました。2008年はすごいです。またコロナショックと言われた2020年は後半グイグイと上がっていったのでリターン率は20%を超えています。

つみたてNISAは放置して育てる
つみたてNISAを約20年前に始めていたらどうなったかを、VTIのデータをもとに見てみました。為替リスクやインフレ率もありますし、切り取る年次によってはこう上手く行かない場合もありますが、約800万円の投資が約3000万円となる結果になりました。20年という時間の複利は強いです。50代半ばで2000〜3000万円の資産があると非常に心強いです。
つみたてNISAをはじめてまだ2年目ですので、まだ実感はないです。ただ、つみたてNISAの便利さは放置して勝手に積み上がっていくお手軽さですね。私は33,333円を毎月の固定費として考えているので心理的な負担も少ないです。これからも一切取り崩さずに見守っていこうと思います。
株式投資等は元本保証ではありません。大幅に価値が減ることもありますので、自己責任でお願いいたします。
楽天証券を利用すればつみたてNISAをオンラインで開設手続きできます。興味がある方はこちらからどうぞ。
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